|
「紫の炎」(むらさきのほのお、原題 Burn)はイギリスのロックバンド、ディープ・パープルが1974年に発表した楽曲である。原題の「Burn」からただ単に「バーン」と呼ばれることが多い。同名のアルバム『紫の炎』からのシングルカットされた。 有名なリフを持ちテレビ番組の効果音やコマーシャルなどでたびたび使用されている。アルバム『マシン・ヘッド』と同様、スイスのモントルーにてローリング・ストーンズが所有するモービル・ユニットを借用しレコーディングされた。 == 解説 == 同名のアルバム『紫の炎』のオープニングナンバーでデイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズが新たに加入したいわゆる第3期及びギターにトミー・ボーリンが在籍していた第4期のコンサートでのオープニングナンバーとしても演奏された。ボーカリストにジョー・リン・ターナーが在籍した第6期、第3期までバンドのギタリストであったリッチー・ブラックモアが自身のバンド、レインボーを再結成した時期やホワイトスネイクなども演奏している。繰り返されるリフはジョージ・ガーシュインの「魅惑のリズム」に似ているといわれるが、リッチー・ブラックモアはこの曲からの引用を否定している。収録時間が6分前後、ギター及びオルガンのソロがある、歌詞が4番まであるなどの特徴から彼らの代表曲である「ハイウェイ・スター」と似た曲構成を成している。間奏部のGm-Cm-F-Bb-Eb-Cm-D7のコード進行部分はバッハの楽曲を引用したものである。全編にわたりイアン・ペイスの派手なドラミングが特徴的で新加入したデイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズのツインヴォーカルが新生ディープ・パープルの新たな魅力を引き出している。 日本とアメリカでは1974年に同タイトルのアルバムからシングルカットされたが、イギリスでは「テイク・ユア・ライフ」がA面に選ばれた。 2009年に放送されたTBSのドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の最終回の挿入歌(木村拓哉が出ている場面)で使われた。また同年から、タマホームがCMソングとしてこの曲を使用している。 また、日本のハードロック/ヘヴィメタル専門誌「BURRN!」及び編集社である「バーン・コーポレーション」の名前の元ともなっている。同誌提供のラジオ番組「BURRN!Presents Heavy Metal Syndicate」中で流れるCMでもこの曲が使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紫の炎 (曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|